登場人物紹介

【新入社員A君】
マンション管理会社に今年入社した新入社員。業界のことも実務のことも、わからない事ばかり。そんな中、課長からの指示で、管理業務主任者試験に挑戦することに!

【先輩社員B主任】
新入社員A君の頼れる先輩。管理業務主任者としてバリバリ活躍していて、これから資格取得を目指すA君に対して、さまざまなアドバイスをしてくれます。

管理業務主任者に必要な知識とは?

【新入社員A君】
管理業務主任者は、マンションの管理業務のすべてを受託することがあるということは、それだけ幅広い知識に精通していなくはいけませんよね?
【先輩社員B主任】
そうだね。その幅広い知識がきちんと身についているかどうかを確認するために行われるのが、管理業務主任者試験というわけだ。
管理業務主任者試験では、「①管理事務の委託契約に関すること」「②管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること」「③建物及び附属設備の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること」「④マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること」「⑤そのほか管理事務の実務に関すること」の、計5つの分野の知識が問われることになるんだよ。
【新入社員A君】
「①管理事務の委託契約に関すること」は、どんな内容ですか?
【先輩社員B主任】
5つの分野のなかでもっとも法律色の濃い分野だね。
ここでは、民法、そのなかでも契約を締結するうえで必要な事柄や、マンション標準管理委託契約書などについて学ぶんだ。
【新入社員A君】
「②管理組合の会計の収入及び支出の調定並びに出納に関すること」は、どんな内容ですか?
【先輩社員B主任】
5つの分野のなかでもっとも会計色の濃い分野だね。
ここでは、簿記や財務諸表論などについて学ぶよ。
【新入社員A君】
「③建物及び附属設備の維持又は修繕に関する企画又は実施の調整に関すること」は、どんな内容ですか?
【先輩社員B主任】
5つの分野のなかでもっとも実務色の濃い分野だね。
ここで学ぶ内容は実に幅広くて、建築物の構造や設備、そこに使用されている材料、維持保全に関する関係法令、修繕工事の内容や実施手続きなどにまで及ぶんだ。
【新入社員A君】
「④マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること」は、どんな内容ですか?
【先輩社員B主任】
管理業務主任者は、マンションの管理の適正化の推進に関する法律に基づく資格なので、その根拠法に対する理解を深めるのが、ここでの目的だ。
【新入社員A君】
「⑤そのほか管理事務の実務に関すること」は、どんな内容ですか?
【先輩社員B主任】
建物の区分所有等に関する法律、そのなかでも、管理規約や集会に関することなど、管理事務を行ううえで必要な事柄について学ぶんだ。
【新入社員A君】
法律、会計、実務に至るまで、管理業務主任者試験で学ぶことはたくさんあるんですね。受験勉強もたいへんそうだ!